残念な遺言
鞍手町の行政書士の久保です♬
相続のご相談の際にいつも思うことは、遺言者様は、残される方のためを一番に考えている事。残される方が、困らないように、喜んでくれることを望まれています。しかし、日本社会は煩雑なことが多く、手続きもそうですが、税金の仕組みも。遺言者様は、当然、よかれと思い考えてしていることでも、それが、税金を増やしてしまったり、手続きを面倒にしてしまったりすることもあります。今回のお客様のご相談もそうでした。遺言者様のご意向は、大変よく分かるのですが、現実的にそれをしてしまうと、残された方の中に負担がかかる可能性がありました。それに気づいて、アドバイスして、ご提案するのも行政書士の仕事です。でも、どうするかを最終的に決めるのは、遺言者様です。自分が亡くなった後の出来事なので、自分自身は知ることはできない未来が、自分の希望したものでないという結果はとても残念極まりないと思います。そうならないためにも、是非、行政書士を活用してください。意外な落とし穴があるものです。残念な遺言書を残さないために。
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