遺言
鞍手町で行政書士をしている久保です♬
建設業をメインでお仕事をさせて頂いておりますが、何でも相談を受けるので、何でもやります。遺言のご相談を受ける事もあります。遺言には、自筆遺言と公正証書遺言がありますが、依頼されるのは、ほとんど公正証書遺言です。ご依頼主様には、それぞれご事情があります。本当に様々なご事情の中で、みなさん共通のご希望は、「自分が亡くなった後に、残された家族に迷惑が掛からないように。そして、皆が揉めずに仲良く暮らすように」ということ。お金はあると大変助かるけれど、揉める原因にもなるもの。自分の大切な家族が、自分が残した財産で揉めて仲が悪くなることは、本当に不幸な事です。遺言は、財産の分け方だけでなく、ご依頼主様のお気持ちも込められているもの。そして、時々思うのです。亡くなった後に故人の本当の気持ちを知るよりは、生きている時に直接伝えられる方が、本当はよいのではないかと。それは、また家族という一筋縄ではいかぬそれぞれの事情があるので他人が色々ということではないのも暗黙のルールである。人間社会は難しいもの。
0コメント