川の流れのように

久しぶりに、偶然、耳にした美空ひばりさんの曲。母が好きだった歌です。泣きそうになる。色々なことが思い出されると共に歌詞が心に染みる。今までは、そんなに心に響かなかった歌詞が、今はグッとくる。そういうお年頃。

そして、ふと思い出す。方丈記の一節。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」人は生きて、いずれ死ぬ。それは当たり前のこと。そう考えると、時がゆっくり流れる気がする。穏やかに死に向かっていける気がする。

私の母の生き様は、この「川の流れのように」の歌詞のような感じがします。運命に抗うことをせず、ただ、受け入れて穏やかに。見た目とは違い、実は強い人でした。母が病気になったとき、とても強い人だと感じました。母はいつも言っていました。「大丈夫」と。母から大丈夫と言われると、本当に大丈夫な気がしてくるので不思議でした。私も娘にとって、私の母のようにありたいと思います。娘がいつでも頼れる安心できる存在でありたいです。

行政書士久保淳子事務所

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