医療事故調査書
くらて病院から医療事故調査報告書が送られてきました。調査書の内容もそうですが、裁判中も感じていた違和感。私達が怒っているのは、そこじゃないということ。どうして伝わらないのか?不思議でならない。お勉強ができるという頭が良いということと、人の気持ちが分かる、状況判断ができるという頭の良さはかなり異なる。いや、頭がいいからこそ、言葉をすりかえ、論点をかえ、自分達に有利にもっていくのかもしれない。私達が怒っているのは、くらて病院が父の「入浴を許可したこと」ではなく、「見守りなしで一人で入浴させ、放置したこと」。ガンの骨転移があり、一人では歩行できず、這って移動していた人を、どうして一人で入浴させたのかということ。そこに関しての回答は「一人で入浴したいと言ったから」。くらて病院の方にお尋ねしたい。自分の家族が病院の浴室で溺死した時、その回答で納得できるかどうか?医療従事者の方には、感謝することも多く、大変すばらしいお仕事だと思っているけど、相手の気持ちに寄り添う力のない人は、医療従事者には向いていない。この回答こそが、くらて病院の本質だと私は感じます。QOLの向上を謳う前に、本当にQOLを理解していらっしゃるのか疑問です。あくまでも被害者側遺族の意見です。
0コメント