強い者

知り合いの社長さんから頂いた年賀状のお言葉。「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは強さの証だ」とガンジーのお言葉。許さないということは、どういうことだろう。相手を憎み続ける事。その憎しみは相手に伝わればよいけど、ただ憎しみ続けることは、自分に影響するだけのことかもしれない。相手は、忘れている可能性が大きい。結局、許さないという行為は、己に対してのものであり、その行為は、自分に向けられているものなのかもしれない。なんだか、損をしている気がしてくるのは私だけだろうか。自分を納得させるために、ガンジーのお言葉をかみしめる。己のメンタルのためにも「許せ」といっているのだろう。ずっと、引っかかっていても仕方がない。起こったことは変えられない。相手が謝罪をすれば、許せるのか?謝罪とは、タイミングだと私は思っている。機を逸した謝罪は、意味がない。謝罪とは、物事が起こったその時に心が動いて行うものだから。機を逸した謝罪は、もはや心からの謝罪ではなく、体裁の謝罪。そんな謝罪は意味がない。いつか仕返しをしてやろうと思っているなら別だけど、何もしないのならば、許してしまった方がよいのかもしれない。強くなってやろうではないか。ムカついた分だけ、強くなる。

行政書士久保淳子事務所

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