他人のもの
他人のものと自分のもの。区別のつかない人は、結構います。これは、本質的に区別ができていないという意味です。娘には、自分のものよりも他人のものの方を大切に扱うように教えてきました。小さい頃から、図書館や児童館を利用させて頂く機会が多かったので。図書館などのみんなで使うところのものは、自分のもの以上に大切に扱わないといけないと。時々、借りた本が破れていたり、児童館の人形が残忍な姿になっていくのを目の当たりにしたりして、ショックを受けていた娘。「どうやって遊べば、こんなことになるのだろうか」と。先日、娘が、クラスのみんなで使用しているボンドを学習のためではなく、手のひらに塗る?などして無駄にしているお友達がいると怒っていました。みんなのものだから、大切に使おうとする娘とみんなのものだから自分の自由に使うお友達。時々、遠慮して使うのを躊躇する娘に、「みんなのものだから使っていいんだよ」と言うこともありますが、そんな娘の考え方が大好きです。大げさかもしれませんが、公共のものなどみんなのものは、使わせて頂いているというような謙虚な気持ちを持っていたいです。感謝の気持ちを持って。娘に再認識させてもらった出来事でした。
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