心に留める言葉

たまたま目にした文章に「受け入れざるを得ない経験が人を強くする」とありました。若くしてガンで亡くなった方の言葉です。「失うものも多いが、死を考えることで命や人生を見つめ直し、物事の見方が豊かになる面もある。二元化した「いい」「悪い」ではなく、葛藤も含めて前向きに受け入れることができるか」

受け入れざるを得ない経験がどの程度であるかは、人それぞれです。でも、死に直面することは、なかなかの受け入れざるを得ない経験だと思います。自分の死しかり愛する人の死。受け入れざるを得ない状況に直面すると、「なぜ?私がこんな目に?」と思う。私の父は要介護4で入院中に、一人で入浴中に溺死しました。退院を目前に控えた数週間前のことです。「なぜ?父がこんな目に?」と思いました。今は、病院相手に裁判をしています。裁判というのは、精神的にとても辛いです。父を亡くした辛さに加え、非情な言葉も浴びせられ、「なぜ?私がこんな目に?」何度思ったことか。

人生には、受け入れがたいことがある。でも、それを経験したことで、何かを得られると信じたい。そう思わないとやってられない。何を得るかは、自分次第。自分の考え方次第だとつくづく思います。考える事で見えてくるものがあるので。経験を無駄にしないために。

行政書士久保淳子事務所

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