語りつぐもの

広島に原爆が投下され、77年目の朝です。77年前の今日のように暑い夏の朝。私たちと同じように迎えていたであろう朝。私たちが今過ごしているこの時間は、当時の方にとってはまさに地獄のような時間。想像すると、とても辛い。災害だったり、病気だったり、そういうものとは違う原爆というもの。防ごうと思えば、防げるというか、人間がやることのなので、しなければいいだけのこと。殺人なのだから。式典で小学生の女の子が言っていた「本当の強さ」。それは、力で示すものではなく、相手を思いやる優しさなのだと。そして、被爆された方たちが、経験者だからこそ強く願う戦争のない世界。被爆され、その経験を語り継ぐことで、それを実現しようと活動をされてきた方たち。辛い経験を語ることは、決して容易なことではなく、忘れてしまいたいことでもあると思う。それを語りついできたくれたことに感謝すると共に、これからの世代にも語りつがなければいけないと思う。とても重いことだけど、しなくてはいけないこと。過去は変えられないけど、未来は創れるのだから。

行政書士久保淳子事務所

小さな個人事務所です。 それが私の事務所の強みです。 小さな個人事務所だからこそ、一人一人の お客様ときちんと向き合い、 丁寧な対応ができ、大切にできています。 鞍手郡鞍手町弥生一丁目154-2 ☎:0949-52-7854

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