カン

カンが働く。一見、非科学的なこの「カン」というものは、実は本来、科学とは相反しないものらしいです。科学的な発明発見の多くは、科学者の長年の修練による優れたカンに基づいて、そのカンを原理づけ、実用化することから生み出されているらしい。私にもあるこの「カン」。科学的な発見には無関係ですが、生きていく上では非常に役に立つ私の「カン」。私の優れた「カン」は、「いい人かどうか」を判断できること。このいい人というのは、「信頼してもいい人、信頼に値する人かどうか」という意味です。もっと具体的に言えば、人として信頼できるかどうか。まあまあ、生きてきて、様々な経験をして、年々研ぎ澄まされていくこの私の「カン」。以前は、第一印象では決めず、少し話したりしてから判断するようにしていましたが、最近は、会った瞬間に分かる（笑）そして、当たる。当たるから迷いがなくなる。そして、さらに研ぎ澄まされていく。最近、何でも話す仲良しの先生に「久保先生のカンは、本当にすごいです！」と言って頂き、ますます調子に乗っていく私。恐ろしいことですが、年齢を重ねれば、重ねる程、人格が顔に出てしまい、雰囲気に出てしまうものです。みなさんもお気をつけください。私は、とても「カン」がいいので（笑）